皆さんこんにちわ!
見た目がどうしても胡散臭くなってしまうAmigo小池です…
今回のPAKに興味を持っていただき本当にうれしいです!!
今現状は建築業界は戦国時代といっても過言ではないです!!!
多くの工務店が倒産してしまっています…
帝国データバンクの調査によると2023年の建設業の倒産件数は1671社となっており、2022年よりも40%も急増しているとされています。
2000年以降の増加率が30%以上になるのは初めてなのです…
本当にヤバい状況です…
そんなヤバい状況の今だからこそ変革が必要なのです!
その一つが今回の『地域に適したモデル住宅』です!
今回はその0回目として皆さんに多くの知識をお知らせする前に行っていただきたいことをお知らせいたします!
戦国時代である今の建築業界を乗り切るための大切な住宅モデルの作成なのでシッカリと準備してください!
皆さんに準備いただきたいのがコチラ!
・エリアの決定
・自社調査
・ピンタレストの準備
一つ一つお知らせいたします!
■エリアの決定
1回目以降には皆さんの地元の具体的な調査や作業を行っていただきます。
しかし、そのためには調査するエリアを先ずは決めていただきたいのです!
は?エリア?今の施工エリアで良いっしょ!?!って思いますよね?
駄目なんです…
今回調査するエリアは皆さんの『会社から車で1時間以内』のエリアが最も適しています。
これには理由があります。
今の日本は少子高齢化です。少子高齢化という事は子供がドンドン減っているという事なので勿論、家を造りたい!と思う人がドンドン減っているという事です。
更に全国の住宅戸数は日本人の人口に対して必要十分の数があるのです。
平成20年の時点で日本全国の住宅数は5759万あり、日本の世帯数は4885万世帯となっております。
そうなのです、家を造る必要が実はないのです…
だからこそ今度、新築の需要が更に減少し今後は『新築<リノベ』の時代になることが濃厚です。
リノベなんて儲からないから嫌だよ!やりたいくないよ!なんて言ってられないのです!
今はまだ皆さんは新築を受注できているかもしれませんが、必ずリノベの時代は来ます!
だからこそ『今』新築の受注を増やして、引き渡したお客様の数を増やしておくことで、将来的にリノベ時代が来たとしても自分達が引渡しをしたOB顧客からリノベの仕事を受注できれば新たにリノベ顧客を集客する必要もないのです!
そして話を戻して上記の理由から、今回のエリアに関しては将来的なリノベ時代を見越して細々したリノベ工事を円滑に行うために会社から1時間以内のエリアがオススメなのです!
車で2時間もかかるOB顧客の工事費が50万のリノベに自社の社員を向かわせるのであれば車で1時間の範囲であれば同じ内容であれば2件は現場を回る事ができるのです!
※実際の作業は同じ作業とする。
先ずは皆さんの会社が分かる地図を用意してください!
オススメはグーグルマップです!
先ずは皆さんの会社の位置をグーグルマップに表示してください。
そして次に会社から1時間以内の範囲がどこなのか?をグーグルマップで調べます!
皆さんの勘で『ここの現場は1時間くらいだったなぁ』って場所をクリックして【ルート・乗換】で検索してみてください!
ここで注意が必要なのは、必ず『1時間以内』でなくてはならないわけではないのです!
今回のエリア決定はエリアが狭いほど調査しやすいので先ずはじめは【区・市・村】のようなエリアで決める事をオススメしています。
例えば私が住んでいる群馬県前橋市であれば、今回は前橋市+高崎市+伊勢崎市をエリアとして調査する!や前橋市だけをターゲットにして調査する!などのように皆さんの会社がある場所を中心にエリアを決定してください!
■自社調査
続いては自社の調査です!
皆さんの会社の今までの住宅の調査や社員さんの調査です!
このような事をコンサル契約している会社に今まで何百回とお願いをしてきたのですが、80%以上の会社が無茶苦茶やりたくない!って雰囲気を出します…
皆さんも面倒くせーって思いませんでした?
でも、この調査は超大切なんです!
先ずは下記のエクセルデータをDownloadしてください!
データを開くと上記のような資料が出てきます。
先ずは『水色』の部分の会社の理念とその理念の意味を記載してください。今現状の理念でもいいですし、理念がない会社であれば新しい理念を考えて記載してください!
そして、その下には社長から専務、常務や課長、更には一般社員さんなど家を造るために携わっている社員さんすべての特徴を例に習って記載してください。
重要なのは、その人が今『何の仕事をしているのか?』『どんな趣味があるのか?』『どんな家がつくりたいのか?』この3つは絶対に記載してください。
会社でこの資料をばら撒いて、それぞれの社員が忖度なく記載してくれるなら問題ないのですが、多くの会社の場合は社長からの指示で記載しろ!と言われると社長の顔色をうかがい本音を記載してくれません…
可能であれば社長が自ら一人一人に話を聞いて記載することをオススメしております!
この項目の意味は社員さんのタイプが分かることで皆さんの会社の営業方法やモデル住宅のプレゼン資料の作り方などに影響が出るので、社員さんの本音が本当に重要なのです!
そして次の『タブ(エクセルの下に記載してある)』自社分析を開いてください。
この資料は皆さんの会社の今まで作ってきた家がどんな家だったのか?という事を数字にして『見える化』する重要な資料です!
今から10年前までのデータを調べて全てを数字で埋めてください!
何階建てだったかなんて覚えてないよ…金額なんて分からないよ…って言い訳が多いのですが絶対にやってくださいねwww
過去の請負契約書や確認申請の副本などを引っ張り出せば記載できるはずです!
本当に面倒だと思うかもしれませんが本来であれば、このような資料は皆さん自身がすでに作っている事が望ましいですし、自社分析は大手であれば必ず行っている事です。
自分の会社がどのような家を顧客を受注しているのか?引き渡しているのか?という事が分からないで経営しているのは大変危険です…
もう一度言いますが。
分からないよ…はダメです。社員さんにも手伝ってもらって、場合によっては会計士さんなどにも聞いて何棟くらいやったのか?契約の金額は幾らだったのか?という事を明確にしてください。
この資料を造ることで皆さんの会社が今まで、どのようなお客様から人気だったのか?または、どんなお客様は皆さんの会社には依頼しなかったのか?という事が数字から判断することができ、新しいモデルを造るときの目安になります。
ウソを記載したり適当な数字を記載しすぎると今から作るモデルの面積や価格が皆さんの会社には適さない商品になってしまいますので注意してください!
続いて自社の強みと弱みというタブを開いてください。
コチラに関しては『今』皆さんが考え付く自社の強みと弱みを記載してください!
会社にとっての強味とは?
今いる人材にとっての弱みとは?
会社の今まで行ってきた対策や歴史の強味は?
今自社の特徴になっていない、または自社にはなくて他社にある弱みは?
上記のように考えて記載してください。
この項目や会社の上層部だけの人間で記載しても良いですし、会社全体で会議を行って記載いただいても良いです。
絶対に避けてほしいのは『誰か一人が記載する事』は避けてください!
社長や専務のような会社の中で発言権がある人が一人で作ってしまうと実際に作業を行う社員さんの意見と大きく異なってしまう場合があるからです。
何度も言いますが、この調査は会社の本音を見える化する資料です。
だからこそ私達Amigoが皆さんに知識をインストールする前に準備いただく資料なのです!
知識がついてから作ってしまうと皆さんの本音が出てこないで、身に着けた知識で意見してしまうのです…
重要なのは本音!本音!本音!
この資料を造るためには必ず会議をしてください!
本音を聞き出すために司会進行は社長が行い、更に社長は発言しないでください!
特に営業や設計、または設計と現場監督が本音をぶつけ合うと喧嘩になったりしますので注意して会議してくださいね!
■ピンタレストの準備
最後はピンタレストの準備です!
ピンタレストとはレシピやインテリア、ファッションなど生活をもっと楽しくしてくれるアイデアを発見・整理するツールです。
住宅などのオシャレな写真も多く掲載されており、更には気に入った写真を保存すると、その写真に似た写真を自動的に表示してくれるので自分がどんなデザインが好きなのか?って事を発見するのに無茶苦茶良いんです!
今回の準備段階では皆さんの『皆さんの会社のピンタレスト』を造ってほしいのです!
会社のピンタレストを造る理由は下記の通りです。
①顧客接客の際に自社のピンタレストがあると顧客満足度が上がる
②自社の社員の好みの住宅デザインが認識できる
①の理由に関しては今回は割愛しますが、皆さんの会社に来社していただいたお客様との打ち合わせで会社のピンタレストが作れていると、お客様からの評価が上がり、更には成約率が上がります。
詳しくは別のPAKで説明しますね!
そして今回重要なのが②です!
今回の準備段階で家造りに関係するすべての社員さんにピンタレストで好きな家のデザイン画像を集めてもらう事で、皆さんの会社全体が好きな家のデザインを認識することができます。
え?自分達の好みなんて関係なくない?お客様の好みでしょ?って思いませんでした?
おっしゃっている事は正解なのですが、お客様に人気のデザイン住宅ができたとしても今の社員さんが全然作りたくない家のデザインだったら、どうなります?
そうです…
モデルを作って、お客様が来ても社員が本音では行いたくないデザインだったら営業はヤル気が半減し、設計は図面の質が悪くなり、現場は遅延する…こんな状況になるかもしれません…
今回のモデルを造るために皆さんの会社の好みダケでモデル住宅を造るわけではないのですが、皆さん自身が会社の好みを認識して新しいモデル住宅を考える事が重要なのです!
俺が考えた新しい住宅モデルをお前ら売れ!契約しろ!設計しろ!作れ!っていう昭和の経営は古いですし、理論的にも売上も契約も伸びません…
お客様ファーストですが、働いてくれている社員さんも重要なのです。
しかし、ピンタレストの画像を無作為に集めるのも時間がかかるので私Amigo小池のピンタレストを下記にお知らせしますので私のピンタレストから画像をパクっていただくのが効率的だと思います!
私のピンタレストは『デザインカテゴリー』ごとに分けてありますので使いやすいと思います!
先ずは各社員でピンタレストで画像を集めてもらい最低限50枚程度の画像を建物の外観、内観問わず1週間以内で集めてもらってください。
そして集めた社員全員でそれぞれの画像を見せ合って皆さんの会社の【好みのデザイン】を会議で決めてください!
そして会議で決めた好みのデザインの画像を最低100個集めて、会社名でピンタレストのアカウントを作成してください!
ここまでが準備期間です!
それぞれを同時並行して進めても問題ないので是非とも楽しみながら行ってくださいね!
※お知らせしている動画とブログ内容の言い回しが違うとの指摘を受けておりますが、内容に大きな違いはないのでご了承ください。
Comments